今年度の売上高について富山県内の中小企業の4割以上が増加する見通しであることが県商工会連合会の調べでわかりました。

県商工会連合会は県内の金融実態を調査するため、会員である中小企業1020社を対象にアンケートを実施しました。

それによりますと今年度の年間売上高の見込みについて42.7%の社が前の年から増加すると答え、前の年の同じ時期に比べて11.6ポイント増加していることが分かりました。

業種別では「飲食業」や「サービス業」が増加すると答えた一方、「建設業」や「製造業」は減少する見込みだということです。

ただ、7割近くの企業が懸念材料として「資材・原材料の高騰」と答えていて、県商工会連合会は「景況実績は改善の傾向がみられるも経営環境の厳しさ増す」との見解を示しています。