岩手県葛巻町に住む40代の男性が、マッチングアプリで知り合った相手から「結婚して幸せな生活をするためにネットショップの経営を一緒にしてほしい」と持ちかけられ、現金約600万円をだまし取られる「SNS型ロマンス詐欺」の被害に遭っていたことが分かりました。
岩手警察署によりますと、2024年4月上旬、葛巻町に住む40代の男性がスマートフォンのマッチングアプリで知り合った相手とLINEの連絡先を交換。相手から「結婚したい。一緒に暮らしたい」などと複数回にわたって連絡があり、やり取りを続けていました。さらに男性は「結婚して幸せな生活をするためにネットショップの経営を一緒にしよう」などと誘われると、相手の要望に応えたいと思って同意しました。
ネットショップの経営は、相手から指示されたサイトに個人情報を入力して、そのサイトの運営会社が用意している商品を選択。その後、指定された口座に入金して選択した商品を男性が開設したネットショップのページで販売しその差額で利益を得るものです。
男性が得た利益を引き出そうと申請を行ったところ、ネットショップ専用チャットでスタッフなどから「税金を支払う必要がある」と指示される。男性は今年4月下旬から5月下旬までの間に約10回にわたり、指定された口座に税金分を振り込むも利益の還元はなく、合計約600万円をだまし取られました。
男性は被害に気付くまでの間、相手とは実際に会うことなく、LINEのやり取りを続けていたということです。警察は実際に会ったことがない人からお金の話が出たら詐欺だと注意して、お金を振り込む前に警察に相談するよう呼びかけています。
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