リニア中央新幹線の山梨県内の工事を巡り、JR東海は環境に対する影響について事後調査の結果を明らかにしました。
工事による水利用への影響は確認されていないとしています。

JR東海はリニア工事による環境への影響に関する事後調査で2021年度から2023年度分の中間報告をまとめ、11日に山梨県や甲府市などに送付しました。

それによりますと県内11か所の工事による湧き水の量や地表を流れる水の量への影響は確認されていないということです。

また大気質、騒音、振動、工事排水を放流する河川の水質なども基準値を超えるものはなく、JR東海は環境保全措置の再検討は必要ないとしています。