本格的なマリンレジャーシーズンを前に11日、新潟市で海上保安部と消防、警察の3つの機関が合同で潜水訓練を行いました。
新潟市 北区で行われた訓練は、第9管区新潟海上保安本部と新潟市消防局、警察の合同で2年ぶりに行われました。

水難事故が多くなる夏に合わせ、連携の確認や潜水技術を上げることが目的です。

実は、海保と消防、警察では、水中での合図の出し方が異なります。訓練を前に陸上で合図を決めることから始めます。

泳いでいる人が流され、溺れているという想定の訓練で行方不明者を捜索し、クレーンで引き揚げていくまでの流れを確認しました。

【新潟海上保安部 信開勝吏 警備救護課長】「それぞれの機関での信号の違いや疑問点等についても顔を合わせて解消しながら訓練できたことは救助にかかる時間を短縮する上でも非常に有効だと思います」

新潟海上保安部によりますと、県内では去年、7月と8月の2か月で25件の水難事故が起き4人が死亡していて、海で泳ぐ際には注意するよう呼び掛けています。















