税の種類や仕組みを学ぶことで、子どもたちに関心を持ってもらおうという特別授業が、盛岡市の小学校で行われました。

特別授業は、東北財務局盛岡財務事務所が企画したものです。
11日は盛岡市の岩手大学教育学部附属小学校の6年生を対象に授業が行われ、日本におよそ50種類の税があることや、普段遊ぶ公園の整備などに税金が活用されていることを学びました。

このあと児童たちは、グループワークで少子高齢化が進む100人が暮らす架空の村の予算100万円の使い道を考えました。

(児童の発表)
「未来の子どもが減っていると資料に書いてあったので、たくさんの人が働いて村が充実するような予算にしました」
(東北財務局盛岡財務事務所 松山唯財務事務官)
「税金や財政はみなさんの日常や未来とかかわりが深い分野であるということを学んで、関心を持つきっかけになればうれしいです」
盛岡財務事務所は今年度、県内の中学校や高校でも税について学ぶ特別授業を行います。