農業とエネルギー、といった山梨の産業の次世代のあり方について、菅前総理大臣が視察しました。

菅前総理は18日、山梨市の農業法人「アグベル」の農園を訪れ、高齢化が進む農家の土地を借り受けて耕作放棄地を減らす取り組みや、シャインマスカットなどの輸出の状況について説明を受けました。


また甲府市の米倉山では、太陽光発電から水素を作る「P2G」システムの施設を訪れ、自らの政権時代に宣言したカーボンニュートラルにむけた取り組みを視察しました。


菅義偉 前総理大臣:
(カーボンニュートラルを目指す)2050年に向かってまわり始めたという感想を持っています。しっかりとした実績を示すことが大事と思っています。


今後について、菅前総理は果実などの輸出増加のためには港へのアクセスの整備、強化が重要という考えを示しました。