上越市の「うみがたり」で今年3月に生まれたゴマフアザラシの子どもがプールデビューを迎えました。しかし、一時は42キロあった体重が現在29キロに。何かあったのでしょうか?

「3、2、1…プールデビューです!」

上越市の水族博物館「うみがたり」で3月24日に生まれたゴマフアザラシの女の子です。きょう一般公開が始まりました。

わが子のデビューを見守るのは国内最高齢のゴマフアザラシ、お父さんのジロー。

ジローが見守る中意を決してダイブ!

【プールにダイブ見せる】

ふれんどプールで初泳ぎです。ジローが優しく寄り添いますが…後ろ足で泳ぐのにはまだ慣れていないようで、前足を使って頑張って泳ぎます。【子どもインタ】「かわいかったです。大きくなって泳ぎが上手になって、長生きしてほしいと思います」

こちらは生後1週間のころの様子です。生まれた時の体重は11・58キロ。お母さんに遊んでもらいたくて授乳中でも元気いっぱいです。そしてこちらは、生後一か月のころ。母乳を飲み過ぎたのでしょうか?丸々としていますよね!この時の体重は42キロだったそうです。それが現在は、マイナス13キロの29キロに…。ダイエットに成功したのかと思いきや、アザラシは、離乳して魚を食べるようになると、きちんと魚を食べられるようになるまで一時的に体重が落ちるものなんだそうです。至って健康で、元気に育っているそうです。

【うみがたり飼育スタッフ・柴田凪沙さん】「無事にプールデビューできたというところで安心しています子獣らしい可愛い動きも見れますので、そういった生活していく中での行動の違いなども楽しんでいただければと思います」

お母さん「ナノハ」譲りのはっきりとしたゴマ模様と、お父さん「ジロー」譲りの丸くて大きい目が特徴の女の子。きょうから毎日ふれんどプールで公開されています。