運転免許がなくても歩道を走行できる電動小型モビリティの試乗会が10日、宮城県栗原市であり、市民らが乗り心地を確かめました。

栗原中央病院で行わたれた試乗会には、トヨタ自動車が販売する3輪タイプの電動小型モビリティ「C+walk S」が用意されました。

この試乗会は、病院を拠点とした周辺の商業施設での買い物など、高齢者の近距離の移動の利便性を実証しようと初めて企画されました。さっそく市民らが乗り心地を確かめました。

この電動小型モビリティは運転免許が不要で、歩道を走行できハンドルの左右についたレバーを押すことによって時速1キロから6キロまでと歩くのと同じ速度で移動できます。

試乗した人:
「簡単で誰にでもできる。コンパクトでいい」
トヨタ自動車CV統括部 濵崎守さん:
「自分の力で行きたいところに行ってもらい、自分らしい生活を楽しんでもらうことに寄与できればいい」

トヨタ自動車CV統括部 濵崎守さん

電動小型モビリティの試乗会は、12日まで行われていて、栗原中央病院と周辺の商業施設エリアで体験できます。

トヨタの電動小型モビリティは、2時間半のバッテリー充電でおよそ12キロ走行でき、センサーによる障害物検知機能も装備されているということです。