大分交通が路線バスの運賃について、今年10月からの値上げを10日、国に申請しました。

大分交通は10日、路線バスの運賃の値上げを九州運輸局に申請したことを発表しました。

改訂運賃について初乗りは150円から180円に、大分市内の均一区間は170円から200円といずれも30円アップして、平均改定率はおよそ18パーセントとなっています。

値上げの申請は消費税に伴う改訂を除くと30年ぶりで、認可されれば今年10月から新たな運賃となります。

大分交通は値上げの要因として、コロナ禍による利用者の減少や燃料費の高騰などを挙げ、安定した輸送サービス維持のため値上げに踏み切ったとしています。

県内ではすでに亀の井バスが去年12月に、大分バスが今年3月に路線バスの運賃を値上げしています。