広島県福山市北部の「山野峡大田ワイナリー」で、ことしのワインの瓶詰め作業が行われました。

福山市北部の山野町にあるこちらのワイナリーでは、手作業による瓶詰め作業が行われました。タンクに入ったワインが、専用の機械を通じて注がれていきます。一定量入ったら機械から取り出します。素早い手つきで作業が進められます。

今回、瓶詰めしているワインは「富士の夢」というブドウから造られた赤ワインです。ブドウを自社栽培しており、日本古来の山ブドウとワイン用品種を交配した「富士の夢」もその一つです。

2023年9月に収穫し、仕込みを経ておよそ9か月発酵させました。瓶に詰められたワインはすぐさま、コルクで栓がされます。およそ1500本詰められました。

山野峡大田ワイナリー 峯松浩道 醸造責任者
「ブドウをそのまま食べているようなみずみずしさだったり、赤ワインらしいドライフルーツのようなふくよかな香りも楽しむことができます」

ワイン「富士の夢」は去年のG7広島サミットで首脳たちの会食で提供されました。

ワインは9月からの日曜日、ワイナリーで販売されるということです。