島根県松江市で道路が冠水するなど、山陰地方などを中心に災害級の大雨となりました。一方、関東では危険な暑さが続き、渋谷の街をサーモカメラで撮影すると、夜になっても、うだるような暑さが続いていることがわかりました。(7月9日「news23」午後11時すぎの放送より)
熱中症 1週間で9000人超搬送 前の週から約4倍に増加
9日夜、都内の展望台。

喜入友浩キャスター
「まもなく渋谷上空229メートルです。開放感があって風もあり、蒸し暑さが吹き飛びますね。多くの方が集まっています」

気温が34.5度まで上がり、「猛暑日」に迫る暑さとなった東京都心。夜景を鑑賞しながら、“都会の風”で涼をとる人の姿が目立ちました。
喜入友浩キャスター
「広場には寝転がって涼をとっている方もいらっしゃいます」
「夜になったら結構風があって涼しいなと。日中に比べて過ごしやすい気温ではありますね。(Q.地上に降りたい)ここで寝たいくらい涼しい」
しかし、渋谷の街をサーモカメラで撮影してみると…

喜入友浩キャスター
「渋谷の街はサーモカメラで見てみると、全体的に赤のエリアが目立ちますね」
「暑がりなのでどこでも暑く感じます。(Q.ここでも)ここでも。(Q.景色を見ても)景色を見ても」

9日は全国66の地点で35度以上の「猛暑日」に。

最も暑くなった宮崎県日向市では最高気温38.5度を観測したほか、三重県尾鷲市でも36.3度を観測。
Q.きょうは暑いですか
「あつーい!」
熱中症で搬送された人の数は、7日までの1週間で9105人に上り、前の週からおよそ4倍に増加しました。