新潟経済同友会は、柏崎刈羽原発の再稼働について提言をまとめる方針です。

新潟の企業経営者らおよそ380人が会員となっている新潟経済同友会。
設立から今年で30周年を迎え、9日に各地の経済同友会や花角知事らを招き、記念式典が開かれました。

出席した経済同友会の新浪剛史代表幹事は柏崎刈羽原発に触れ、「再稼働に向けた最善の策を国に提言していきたい」と述べました。

経済同友会 新浪剛史代表幹事
「再稼働というのは日本の将来を見据えるものだと思います。慌てずにしっかりと対応していく。私たちはお世話になった新潟でございます。また今後ともお世話になりたい東京首都圏でありますので、私たちは一致団結して、新潟経済同友会とともにやらせていただきたい」

また新潟経済同友会の吉田至夫代表幹事は、柏崎刈羽原発の現地視察を検討していることを明かしました。

新潟経済同友会 吉田至夫代表幹事
「日本のエネルギー問題、その一つの大きな課題でもありますので、それと地域のあり方、これを勘案しながら議論を深めていきたい」

吉田代表幹事は、柏崎刈羽原発の再稼働について考えを示した提言を早急にまとめていきたいとしています。