6日は全国22都府県に熱中症警戒アラートが発表され、危険な暑さが続いています。夜も気温が下がらず、寝苦しい熱帯夜が多くなります。
不快な熱帯夜と、厳しい暑さを乗り切るための快眠の秘訣を専門家に聞きました。

教えてくれたのは山口県庁すぐ近く、山口市の寝具店、中央寝装の山口すみれ社長。
夏の快眠の鍵は「温度と湿度」と断言します。
(1)眠るときになにを着るか
暑いからと肌を露出しすぎるのはかえって逆効果だそうです。
文字どおり眠りに入る「入眠」には、体の奥深く、つまり、内臓の温度が下がることが重要です。
手足を冷やしすぎてしまうとかえって体が体温を維持しようとして内臓の温度が下がらなくなるといいます。
夜も暑い日には寝る間もエアコンを使うことが多くなりました。
暑くもなく寒くもない環境をつくるため、生地は薄手で、袖の長さは手首まである長袖かひじの下ほどの「7分袖」くらいが望ましいといいます。
素材は綿などの天然素材。汗などの湿気を吸い込んで吐き出す特性にすぐれているというのが理由です。
この場合は肌着もなくていいそうです。