日が差すとかなり暑い、日陰に入ると、涼しい。福島市の小学生たちが、5日、日なたや日陰の暑さ指数を測定して、熱中症対策について学びました。
5日に福島市の福島大学附属小学校で行われたのは、熱中症対策の出前授業です。これは、学校生活のなかで熱中症を予防してもらおうと福島県が開き、6年生のおよそ100人が参加しました。
平岡沙理アナウンサー「午前11時過ぎの福島市です。かなり日差しが強く、体を刺すような暑さです。こうした中、小学生たちが校庭に出て暑さ指数を測定しています」
児童たちは、日なたの校庭や日陰など、校内の各地点で暑さ指数を測定し、熱中症になりにくい場所を探したり、日傘や帽子の効果を体験したりしました。
参加した児童「案外日なたと日陰の温度が全然違ったことがびっくりしました」
参加した児童「外に出るのも温度を気にしながら出ようかなと思いました」
児童たちは、福島の年平均気温が100年でおよそ1.6℃高くなっていることや、WBGTと呼ばれる暑さ指数について学びました。
県環境創造センター小池由浩副所長「周りの変化によってWGBT(暑さ指数)の値が大きく変わってくるということが、児童たちは実感できたなと思っています」
県は今後も熱中症対策の出前授業に取り組むことにしています。














