不老不死の薬を求めて日本に渡ったとされる徐福伝説にちなんで南九州の伝承地を巡っていた外国人2人が、最終目的地の宮崎県延岡市に、5日、到着し、歓迎セレモニーがありました。
延岡市の五ヶ瀬川にシーカヤックで到着したのは、デンマーク人の冒険家、クリスチャン・ハブレヘッドさんと中国人の大学講師、孫海斌(スン ハイビン)さんの2人です。
徐福は秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬を求めて渡来したとされ、各地に伝承地が残されています。
2人は、南九州の徐福伝承地をシーカヤックで巡るため、先月14日に鹿児島県阿久根市を出発。
そして、5日、ゴールの延岡市に到着し、徐福が船をつないだ岩と伝えられている徐福岩がある今山八幡宮で歓迎セレモニーが開かれました。
セレモニーでは、延岡徐福伝説伝承会の植田恒雄会長が「我々も徐福を盛り上げ観光資源にしていきたい」とあいさつし、来航記念碑が披露されました。
(デンマーク人冒険家 クリスチャン・ハブレヘッドさん)
「私たちが伝えたいこと、大事なのは世界は1つ、こう(徐福伝説と)いう歴史をたどりながら、中国と日本の関係性っていうのが結ばれる。それがすごく素晴らしいと思う」
6日は「徐福伝承・国際シンポジウム」が、延岡総合文化センターで開催されます。
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