大分労働局長が最低賃金引き上げに向けた調査などを行うよう審議会に諮問しました。

最低賃金の改正は、労働組合や経営団体の代表ら15人で構成する審議会が中央審議会から示される引き上げ額の目安を参考に話し合いを進めます。

4日は佐藤広道大分労働局長が審議会の井田雅貴会長に書面を手渡しました。佐藤局長は「県内の労働者の生活費や企業経営の状況などを総合的に勘案して改正決定が必要と判断した」と述べました。

県の最低賃金は899円です。答申は8月に行われる予定です。