大手自動車メーカーBMWが開発した水素カー。現在、日本に1台しかない車です。末永万智アナウンサーが運転し、乗り心地を体験しました。
7月3日、福島市に登場した「BMW iX5 Hydrogen」。ドイツの自動車メーカーBMWが開発した、水素で走る燃料電池車です。

末永万智アナウンサー「初めての燃料電池車両、私も体験してみたいと思います!」
プライベートでもドライブによく行くという末永アナですが、燃料電池車に乗るのも左ハンドルを握るのも初めてです。
末永アナ「おー!すごい!すーって行きますね」

アクセルを踏むと、すぐにモーターが回りました。ガソリン車に比べ、加速もスムーズです。
末永アナ「止まっているときも走っているときも本当に静かで会話が聞き取りやすい」
本当に快適なドライブ体験でした。

環境への負荷が少ないとされる燃料電池車。脱炭素化を進めるBMWでは、2030年までに、全体の販売台数の半分を電気自動車にすることを目標にしています。一方で、水素ステーションの数が十分ではなく、普及には課題も残されています。
BMW広報部・岡テオドーラさくらさん「他社とも協力しながら実際にインフラの設備を整えていきつつ、お客様にとって燃料電池車両を乗りやすい環境に整えていけたらと思う」
5日には、いわき市で一般向けの試乗会を行う予定で、BMWでは、2020年代後半に燃料電池車の販売を目指しています。
