一人で何役もこなし、観客と一体に
大分市での公演当日。事前予約でチケットを買い求めたおよそ40人が活弁士が作り出す映画の世界を待ちわびました。
この日上演されたのは、チャップリンの霊泉。作品の舞台を別府に設定し、観客の関心を一気につかみます。

複数の登場人物の台詞を声色を替えて語り、一人で何役もこなします。
観客「総合芸能ではないですけど、落語とかとはまた違った語り芸ですごくおもしろかった」「故郷が三重町ということでそこも発信してもらえたらうれしい」
公演後も興奮が冷めない観客たちとの交流が続きました。

麻生子八咫さん:
「皆さん温かくて、支えられながら何とかできて良かった。どんな弁士になるかはわからないが、お客さんと一体になれるような弁士になりたい」