愛媛県新居浜市内で、水路に転落したお年寄りの命を助けた地元の女子児童2人に、2日、警察から感謝状が贈られました。
お年寄りを助けたのは、新居浜市立多喜浜小学校6年の石井絵万さんと、3年生の真鍋くるみさんで、それぞれ新居浜署の吉良浩幸署長から感謝状を受け取りました。
警察によりますと、5月31日の夕方、下校中の2人が水路から人の声のようなものが聞こえたため、保護者に助けを求めたということです。
(石井絵万さんの父)
「近所の方がふたを開けたら、人の足の先っぽがちょっと見えたぐらいだったと思います」
発見されたのは新居浜市内に住む70代の女性で、散歩中に水路に転落し、数10メートル流されたと見られ、当時、低体温症と右肩を骨折していたということですが、迅速な対応で一命をとりとめ、現在、リハビリに取り組んでいるということです。
(6年生・石井絵万さん)
「とにかくおばあさんが助かって良かった」
(3年生・真鍋くるみさん)
「同じようなことがあったら、次は最初から救急車を呼んでとか、声が出てるとか、あったことをいっぱい話す」
女性の家族によりますと、女性は石井さんと真鍋さんに、とても感謝していたということです。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









