今治沖の来島海峡西側の海域で船の事故が相次いだことを受け、1日から新たな航行ルートの運用が始まりました。
船は右側通行が原則ですが、来島海峡は、6時間ごとに右側通行と左側通行が入れ替わる世界で唯一のルールが採用されていて、西側の入り口付近では2021年に貨物船とタンカーが衝突し3人が死亡したほか、去年2月には貨物船同士が衝突するなど重大な事故が相次いでいます。
その背景として、時間帯によって入り口付近で船のルートが重なることが指摘されたことから、事故を防ぐ対策として、余裕を持って船の進路が変更できるようルートが変更され、1日午前10時からその運用がはじまりました。
来島海峡海上交通センター 和田圭太課長
「船の方も新しいルールに慣れてないので、新しいルールを丁寧に説明して理解してもらうのが大変」
来島海峡海上交通センターは、1日から7日まで重点指導期間として、通行する船に対し無線を使ってルール変更などの呼びかけを強化しています。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









