登山者が噛まれる人身事故も それでも何故山に放たれた?

一方で、先月8日。同じ津山市で登山者がツキノワグマに噛まれる人身事故が発生。住民には不安が広がっています。

(津山市の住民)
「もうニュース聞いてから怖くて怖くて。クマよけの鈴を買ってそれを鳴らしながら…」
「子どもが学校から帰るときでもいつどこで(クマが)出るか分からない」

岡山県によりますと、人身被害発生の危険性が高い場所に出没した場合などには、殺処分されることがあるということです。

岡山県が含まれる東中国地域の個体群は、150頭から200頭だった1992年から4倍ほどに増えていると推定されています。それでもレッドデータブックでは絶滅のおそれがあるとされていて、県は個体群の維持と住民の安全を両立していきたい考えです。

(岡山県自然環境課 近藤利信課長)
「人の生活域にはクマを立ち入らせない、クマを排除する取り組みを徹底するのが基本。(繰り返し生活圏への出没があれば)駆除も選択肢として排除することなく総合的に対処していくと」

津山市は、人が噛まれる被害があった場所で、音による追い払いや看板での注意喚起をしていて今後、より踏み込んだ対策をするかどうか、協議しているということです。