中国で日本人学校の送迎バスが襲われた事件をうけ、中国のIT大手らは中日対立をあおる投稿などについて、規制を設けると発表しています。
中国のメッセージアプリ「WeChat」を運営する「テンセント」は先月29日、「中日の対立を煽ったり、極端なレイシズムを引き起こす内容を取り締まる」と発表。中国東部・蘇州市で日本人学校の送迎バスが襲われ、日本人の親子が切りつけられた事件に関連して、836件の投稿を削除し、61のアカウントについて投稿禁止や削除の処分を行ったとしています。
ほかにも「ウェイボ」や「ドゥイン」などの短文や動画の投稿アプリも同様の措置を講じたと運営会社が発表しました。
SNS上では今回の事件で死亡したバス案内係の中国人女性の行動を称える声が上がる一方で、日本人を助けたことについて中傷する投稿も多数見られたため、当局が指導に入り、各社が一斉に対応した可能性があります。
捜査当局はこれまで、事件は偶発的なもので、日本人を狙ったものではないとの見方を示しています。
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