アメリカの連邦最高裁判所は、2021年の連邦議会乱入事件をめぐる参加者への起訴の一部が、不適切だったとする判断を下しました。同じ罪で起訴されているトランプ前大統領の裁判に影響する可能性があります。
2021年1月6日のアメリカ連邦議会乱入事件に関連して、司法省は300人以上を起訴しています。
このうちの1人が“「公式な手続きを妨害した罪」が適用されたことについて、不当だ”と訴えていましたが、連邦最高裁は28日、法律の拡大解釈があったとし、“「公式な手続きを妨害した罪」での起訴は不適切だった”との判断を示しました。罪が適用されるとした下級審の判断を破棄し、改めて審理するよう命じています。
議会乱入事件をめぐっては、トランプ前大統領も複数の罪で起訴され、同じ「公式な手続きを妨害した罪」も含まれていて、今回の判断が裁判に影響する可能性が指摘されています。
トランプ前大統領は判断が出された直後、SNSに「大勝利だ!」と投稿しました。
一方、ガーランド司法長官はコメントで最高裁の判断に「失望した」としたうえで、議会乱入事件の関連では大半の参加者について複数の法律を根拠に起訴しているため、影響は限られると説明しました。
注目の記事
「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

「焼け跡で拾った器に入れて運んで、死にそうな人に飲ませてあげた。自分も頂いた」 焼野原で配られた牛乳 ありがたい気持ち今も 80年越しの御礼 広島


世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る

「私の名をかたり 許しがたい」滝澤依子新潟県警本部長の『偽アカウント』を“投資関連”のLINEグループトークで確認
