7月1日で能登半島地震の発生から半年。「液状化」に見舞われ、いまなお、発災当時のような厳しい状況が続く町を取材しました。

能登半島地震からあさってで半年。輪島朝市の周辺では、6月から建物の解体などの費用を行政が負担して行う「公費解体」が始まりました。

各地で復興に向けた動きが進む中で、今後の見通しがつかない地域も…。

砂丘を切り崩して作られた内灘町は震源から100キロ以上離れていますが、「液状化」で大きな被害が出ました。

地震の揺れで砂の粒子が分離し、地盤が液体のようになる「液状化」は、日本最大の海抜ゼロメートル地帯を抱える東海地方でも、南海トラフ巨大地震で大きな被害が出ることが想定されています。