「手の角度とか動かし方によってはうまく糊が出なかったりとか、そういう部分があるので、そこはまだまだ難しい」

そう話すのは、店の14代目・松田一晟(いっせい)さん、26歳。
大阪の大学を卒業した2020年、ふるさと米子に戻り、染物職人としての道を歩み始めました。
以来、父である13代目の成樹(なりき)さんのもとで修業しながら、店を切り盛りしています。

松田染物店13代目 松田成樹さん
「ものづくりというのは好きじゃないとできないところもあるので、そういう意味ではしっかり継ぐっていう意志でよく染物屋に入ってくれたなと思う。」