総選挙まで一週間あまりとなったイギリスで与野党の党首による最後のテレビ討論が行われ、移民政策などをめぐり激しい議論が交わされました。
26日、与党・保守党率いるスナク首相と最大野党・労働党のスターマー党首が投票前最後となるテレビ討論に臨みました。
スナク首相は選挙に勝った場合、不法移民対策としてイギリスにたどり着いた難民申請者の一部をアフリカのルワンダに強制移送すると改めて約束したうえで、移民を本国に戻すというスターマー氏の方針は「無意味だ」と批判しました。
与党・保守党 スナク首相
「彼ら(不法移民)はイラン、シリア、アフガニスタンからイギリスにわたってくる。スターマー氏は不法移民を送還すると言うが、イランの最高指導者やアフガニスタンのタリバンと腰を据えて話をするつもりなのか?あなたの言っていることは完全に無意味だ」
一方、スターマー氏は「亡命希望者は保護されるべき」だと主張した上で、「不法移民をすべてルワンダに送るとしたら数百年かかるだろう」と計画の実効性を否定しました。
また、会場となったノッティンガムにある大学の外では親パレスチナのデモが行われていて、会場内にもデモ参加者の声が響く場面がありましたが、司会を務めたBBCのキャスターは「民主主義の一側面だ」と述べ、討論を継続しました。
選挙は来月4日に行われ、最新の世論調査における支持率では野党・労働党が保守党を18ポイントリードしています。
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