円安が止まりません。外国為替市場で円相場が1ドル=160円80銭台まで下落し、37年半ぶりの円安水準を更新しました。
26日のニューヨーク外国為替市場では、日米の金利差が当面縮まらないとの見方から、円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は1ドル=160円80銭台まで下落しました。1986年12月以来、37年半ぶりの円安水準です。
市場では、政府・日銀が円安を阻止するため円買いの市場介入に踏み切るのではとの見方が一段と強まるなか、財務省の神田財務官はきのう、次のように話しました。
財務省 神田眞人 財務官
「最近の急速な円安の進行に関しては深刻な懸念を有しており、高い警戒感をもって市場の動向を注視しております。そのうえで、行き過ぎた動きに対しては必要な対応をとる。もうずっと(為替介入の)準備しているということ」
ただ、これまでと同じ表現を繰り返し、「口先介入」にとどまったことで、市場では円売り圧力が続いています。
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