SNSで知り合い、恋愛感情を抱いた相手から外貨の運用を持ちかけられた、大分市の40代の女性が378万円をだましとらました。警察が詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、大分市に住む40代の女性は、5月中旬、マッチングアプリで日本人男性を名乗る相手と知り合い、SNS上でやり取りを重ねるうちに恋愛感情を抱くようになりました。

そして、相手から「将来一緒に生活しよう。円安が続くからドルに両替して資金管理した方がいい」などと持ち掛けられました。信用した女性は指示された、偽の外貨運用サイトに登録して、5月19日から6月20日にかけて、5回にわたり、合わせて378万円を送金し、だまし取られました。

女性がその後、知人に相談して被害が判明しました。警察はSNS上で知り合った相手からの儲け話は、最初に詐欺を疑い、必ず家族や知人、警察に相談してほしいと呼びかけています。