
警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていませんが、内田容疑者が下記のような趣旨の供述をしていることなどが捜査関係者への取材でわかっています。
・内田容疑者は19歳の女を“舎弟”と呼び、事件に「自分が誘った」 ・道の駅で初めて女子高生と会い「言葉遣いが気に入らなかった。呼び出して謝罪を求めたが、失礼な態度を取られた」
・神居大橋に向かう途中、旭川市のコンビニエンスストアに立ち寄る
・女子高生は店員に助けを求めたが「この子はおかしくなっているので、取り合わなくていい」などと誤魔化し、女子高生に暴行
・現場付近について「人目につかず、防犯カメラがないことを知っていた」
・現場付近で、女子高生が着ていた衣類発見
・殺人容疑について「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」と否認続ける

殺人容疑での逮捕から2週間、警察は25日午前、女子高生に見立てた人形を現場の神居大橋から石狩川に何度も落とすなどし、30人態勢で、あらためて当時の状況を調べています。

手足を縛った状態の人形も落とすなどしましたが、内田容疑者を立ち会わせてはいません。

一方、旭川家裁は、内田容疑者と共謀し、女子高生を監禁するなどの疑いで逮捕、家裁に送致されていた16歳の少年を少年院に送致、16歳の少女を保護観察の処分としています。