焼きそばなのに麺を冷水で締めるワケとは?

続いて、行列を探しにやってきたのはJR立川駅。お昼の12時過ぎ、改札内を進んでいくと行列ができていました。一体、何に並んでいるのでしょうか?
お客さん
「目玉焼きがのっているんです。(同行者が)目玉焼きが好きだから」
「定番の月見豚」
行列の後ろに並んでみると、待つこと約10分でお店の中へ。

厨房を見てみると、麺を寸胴で茹でています。

これはラーメンかと思ったら、今度は冷水で締めました。
行列のサキにあったのは…

店員さん
「大変お待たせしました、月見豚(880円)でございます」
記者
「目玉焼きがのった焼きそばです。良い香りがします」
なんと、焼きそば!でも、なぜ行列ができるほど人気なのでしょうか?

実はこのお店を運営するのは、ミシュランガイド東京で“価格以上の満足感が得られる料理”であるビブグルマンにも4年連続で掲載された、鉄板焼きの名店「OSAKAきっちん。」。お店のシメで出していた焼きそばが大人気となり、焼きそばの専門店を出したのです。
ソースは、大阪の老舗に特別にブレンドしてもらったオリジナルソース。麺は…

焼SOBA OSAKAきっちん。 事業開発室 峯岸一生 室長
「当店は特注の太麺を使っているんですけれども、太麺を事前に10分ほど茹でて、冷水で締めてスタンバイすることで、非常にもちもちとした食感を演出している」

ソース味の他にも、レモンをかけてさっぱりと味わう「豚塩れもん」(850円)も人気です。
お客さん
「(麺が)めちゃくちゃ美味しいです。味もすごく美味しいです」
行列も納得の逸品でした。