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北日本鍍金(株)は1982年3月にめっき加工業を目的として設立された企業で、溶融亜鉛めっき、電解研磨などを手掛け、立地する八戸鉄鋼団地の企業などに受注基盤を構築。売上の拡大とともに順次工場の拡張、設備増強を図っていたということです。
ピークとなる1993年3月期には、約4億円の売上高を計上し、以降、概ね3億円台の売上高を上げてきましたが、2009年3月期以降は2億円台の売上高に留まっていたということです。
その後も受注は伸び悩みの推移を辿って、コロナ禍の影響もあって2021年3月期には売上高は1億9011万円まで落ち込み、2630万円の赤字を計上。2022年3月期は売上高2億971万円、最終赤字1695万円、2023年3月期は売上高2億542万円、最終赤字4144万円を計上したとされ、受注落ち込みと資材価格高騰の影響などから3期連続赤字と、厳しい経営を強いられていたということです。
2024年3月期以降も業績改善には至らず、資金繰りは限界に達して、事業継続を断念したとされています。














