愛媛県松山市の国際ホテル跡地とその周辺の再開発をめぐり、地権者で作る準備組合は、外資系の高級ホテルと高級マンションを併設した複合施設の建設に向け、本格的に動き始めました。
「国際ホテル松山」の跡地とその周辺の再開発をめぐっては、当初、高さ95メートルのマンションなどが計画されていましたが、長引くコロナ禍などを理由に一時休止されていました。
その後、地権者で作る再開発準備組合は事業計画を見直し、19日、具体的な計画の立案や設計などにあたる一般業務代行者に、東京に本社を置くMPデベロップメントなどの共同企業体を選定しました。
新たな再開発計画では、インバウンドを狙った外資系の高級ホテルと高級マンションを併設した最大80メートル級のツインタワーを建設し、敷地内には緑地も設けられるということです。
また施設の中には宴会場や会議室の他、商業施設を想定したスペースも用意される見通しです。
再開発準備組合 二神良昌理事長
「インバウンドが増えたら働くところも増えてくると思いますし、新たな事業も起こってくると思いますし、魅力のある都市、松山にしていきたい」
再開発は事業計画の作成を経て、2028年に着工、2030年の完成を目指すということです。
総事業費は200億円以上と見込まれ、国や松山市も補助する見通しです。
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