山形県村山市の小学校で、ある特別な給食が提供され、子どもたちが地域の旬の味覚を味わいました。

村山市立冨本小学校です。



きょうの給食は、市特産の「ジュンサイ」が入ったすまし汁と、市内で採れた佐藤錦がひとり5粒の特別給食。なんとも贅沢です。



児童「さくらんぼもあるし、とても楽しみ」

この給食は子どもたちに地域の旬の味覚を味わってほしいと、市が毎年この時期に提供しています。



「いただきます!」

さっそく子どもたちは、きょうのメインディッシュの鶏肉の香草焼きをほおばり、ご飯をモグモグと食べ進めると。



児童「(ジュンサイ食べて)ヌメヌメしている」

ヌルヌル食感のジュンサイ。



初めて食べる児童もいれば・・・。

児童「小さい頃は嫌いだったが、いま食べてみたら、めかぶみたいでおいしかった」



味覚も変わったのでしょうか?

久しぶりのジュンサイの味は、クセになるおいしさだったようです。

児童たちは最後に、デザートのさくらんぼをじっくりと味わっていました。

児童「(さくらんぼは)甘くておいしい!」



児童「(ジュンサイは)ヌルっとしていておもしろい食感でおいしかった。これぞ村山という感じがしてすごく自慢です」



児童たちは、地域自慢の味に親しむことで、ふるさとを大切に思う心も育んでいるようでした。