北アルプス剱岳の三ノ窓で12日、捜索中の富山県警のヘリコプターによってみつかった遺体は、行方不明となっていた山口県の登山者の男性とわかりました。
遺体で見つかったのは、山口県岩国市の公務員、讃井徹さん(54)です。
警察によりますと讃井さんは今月5日に1人で入山し、剱岳周辺の雪渓や沢など上級者向けのルートを登山していましたが、11日に宿泊予定だった山小屋に現れず、行方がわからなくなっていました。
12日午後、捜索中の県警ヘリが標高2500メートルの三ノ窓付近で雪渓と岩の間にうつ伏せで挟まっている遺体を発見し13日、讃井さんと確認されました。
讃井さんはあごや左脚を骨折していて、全身に皮下出血があり死因は外傷性ショックとみられます。
県警によりますと、讃井さんは登山歴およそ30年で、剱岳にも複数回訪れたことがありましたが、何らかの原因で斜面から転落した可能性があるということです。
注目の記事
年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】









