宮城県石巻市の下水道工事巡る官製談合事件では、最低制限価格を算出できる設計書を業者側に渡したとして、2024年4月に下水道建設課の職員2人が逮捕、その後、起訴されています。
この事件を受けた石巻市役所内の再発防止策の検討委員会によるアンケートは、一般職員や再任用職員、任期付職員などに対し匿名で実施します。「業者から入札情報に関しての問い合わせを受けたことがあるか」や、「入札情報や推測できる情報を伝えたことがあるか」など、法令順守や危機管理意識についての設問を21項目設けています。
石巻市官製談合再発防止対策検討委員会 阿部金也委員長:
「実態調査を主眼とした調査になるので、本音で答えてもらうことを目的として今回は無記名にする」
アンケートは早ければ6月中にも始まり、結果は公表される予定です。