トラックやダンプカーなどが不正な軽油を使用していないかを確認する抜き取り調査が行われました。
不正軽油は脱税を目的に軽油に灯油などを混ぜて流通させるものです。

17日は長野市の国道19号で、無作為に止めたトラックなどから、県の担当者が100ccほどの燃料を抜き取りました。
不正軽油が広域で流通している可能性もあるため、調査は長野県を含めた関東甲信越の10都県で一斉に実施されました。

県内では25台の軽油を抜き取り、不正はなかったということですが、県の担当者は「不正軽油は脱税や環境への負荷にもつながるので、安い燃料があるからといって絶対に使わないでほしい」としています。