日本玩具協会の調べによると、2022年のトレカの市場規模は2348億円。その額は玩具市場全体の4分の1を占めるといわれるほど、大きな金額が動いている。
ワンピースのキャラクター「ボア・ハンコック」のカードは13万円。
ほかにも10万円を超える高額なカードが並んでいて、トレカコレクターの収集熱の高さが伺える。
トレカのショーケースを眺めるこちらの方もレアカードに釘付けだ…

▽トレカコレクター
「こういうかわいい系のイラスト。アーカレラっていうんですけど、全部イラストになっているカードが、好きですね。かわいい」
「やってたらハマっちゃいますね。1回集めだしたらもうずっと、って感じです」
なぜ “トレカ” はここまで人気なのでしょうか?
▽トレカ専門店「Japan TCG Center」平安理恵子 店長
「コロナ禍で、お金をかけるところに対して “カード” が見直されてきた」
「2021年以降からは、トレカのバブル期と呼ばれていまして。遊戯王が先に値上がりしていったのですけど、そのあとにポケカがだんだんと。やっぱり、世界的にもアニメも人気でゲームも人気なので」
▽トレカを購入した人
「プレイしたりコレクションにしたり、イベントとか、友達同士でやったりとかで遊びますね。子どもだけじゃなく大人もみんな楽しんでいただけるコンテンツになっていると思います」
「カードゲームを通してみんながひとつになれる」

店はオープン初日だけで460万円を売り上げた。老若男女、国境を越えて、幅広く
支持されるトレカ。ブームは今後さらに勢いを増していきそうだ。
(取材:RBCリポーター 黒島ゆりえ)