
坂上俊次 アナウンサー
井上選手にこれからここを見ればいいんじゃないか、この選手に注目っていうのを解説していただきます。井上選手が選んだのは、アタッカーとかあるいはスパイカーではなくて、レシーブ。日本代表の 林琴奈 選手に注目しています。
JTサンダーズ広島 井上慎一郎 キャプテン
林琴奈 選手は、ポジション的にはオポジットっていって、スパイク能力が高かったりする選手が多いんですけど、そこでもディフェンス能力の高さがすばらしい選手だと思います。この場面は、ちょっと長いサーブ・レシーブなんですけど、しっかり自分の面で取って返しています。
坂上俊次 アナウンサー
さらにすごいプレーです。まず1回飛んで、同じラリーの中でもう1回、逆に飛んでレシーブ。
JTサンダーズ広島 井上慎一郎 キャプテン
1本目は左手、2本目は右手っていう形で、どちらの手でもボールをコントロールできているので、ディフェンス能力はすごく高いんだなと思います。もちろん、利き手じゃない方は苦手だったりとかするので、あそこでコントロールできるのはすごいなあと思います。
坂上俊次 アナウンサー
ネーションズリーグはこのあと、セルビア戦(15日)とアメリカ戦(16日)があります。順位は決まっているんですが、このあたりの重要性ってどんなところになりますか?

JTサンダーズ広島 井上慎一郎 キャプテン
パリオリンピックを戦うにあたってセルビアとアメリカは、上位に食い込んでくるチームだと思うので、ここで勝つのは大事ですし、戦い方とかしっかり1回できるっていうのは武器になると思うので、すごく大事な試合になると思います。
坂上俊次 アナウンサー
日本が男女メダルを取ると、木村さん、新聞紙面の扱いなんかも大きくなってくるんでしょう。
コメンテーター 木村雅俊 さん
(中国新聞社 編集委員室 特別委員)
バレーは、もともと広島の人は好きだし、人気があるので、当然、新聞の扱いもどんどん、この間の広島ドラゴンフライズの状況になるんじゃないですかね。
坂上俊次 アナウンサー
セルビア戦とアメリカ戦、見どころはどんなところでしょうか?
JTサンダーズ広島 井上慎一郎 キャプテン
日本はオリンピック出場が決まって、ここからメンバーが14人から12人に絞られるということで、選手選考の場にもなってくると思う。個人個人の選手がすごく思いを持ってプレーすると思うので、そこにも注目してもらいたいですね。