午前9時20分ごろホームに到着した「381系」国鉄型特急電車・通称「旧型やくも」。

このうち「緑やくも色」と「国鉄色やくも」。リバイバル塗装を施された車両がきょう、定期運行、最後の日を迎えました。

ホームでは、そのやくもに乗ってきたファンや最後の雄姿を一目見ようと集まったファンが盛んにシャッターを切っていました。

この「旧型やくも」の運用が始まったのは40年以上前の1982年。

岡山と山陰を結び、カーブの多い区間でもスピードを維持できるよう国鉄が開発した自然振り子式車両で、それまでのキハ181形から大幅な所要時間の短縮を実現し、長く親しまれてきました。