来月から20年の運転延長期間に入る九州電力の川内原子力発電所1号機が14日、定期検査入りしました。

川内原発1号機は14日午前2時半から出力を下げ始め、午前9時に送電を停止し、1年1か月ごとに法律で実施が定められている定期検査入りしました。

九電によりますと作業は順調で、午後1時ごろには原子炉を止める見込みです。28回目となる今回の定期検査では原子炉本体や、核燃料物質の取扱施設など、120項目を検査します。

また、核燃料を3分の1程度、新しい燃料に取り替えます。

その後、1号機は8月下旬に原子炉を再び起動させ、9月25日ごろ定期検査を終了し営業運転を再開する計画です。

なお1号機は40年を超える運転について去年、原子力規制委員会の認可を受けていて来月4日から20年間の運転延長期間に入ります。