東北6県の食や伝統工芸品などを集めた物産展が、鹿児島市の山形屋で13日から始まりました。

色鮮やかな山形のさくらんぼに、宮城名物のずんだ餅、そして職人の技が光る美しい南部鉄器。

13日から鹿児島市の山形屋で始まった「東北6県味と技展」は、東北のグルメや伝統工芸品など63社、およそ900種類が販売されています。お菓子やお酒などの出店数を去年よりも3社増やし、幅広いラインナップにこだわりました。
売上を伸ばし、経営再建にも繋がればと気合十分です。

(山形屋企画部 今村純子課長)「東北の魅力をいっぱい詰め込んだ催事を作ったので、ぜひ来てもらえれば」

こちらは肉厚な牛タンの横に、牛タンソーセージと牛ハラミ焼きを添えた宮城の牛タン弁当で、香ばしい香りに魅せられた人たちで朝から行列ができていました。

(レポーター)「こちらも大行列!その並んだ先にあるのは…焼き立てのアップルパイです」

「ふじ」と「紅玉」の2種類のりんごを贅沢に詰め込んで会場で焼き上げた、青森のアップルパイも人気を集めていました。

そして、初出店のこんな店も。

(販売員)「東北6県のいろんな商品ご用意してますよ~」

「東北わくわくマルシェ」は、東北復興支援活動から始まったセレクトショップで、東北でしか手に入らないグルメがずらりと並びます。

なかでも人気を集めていたのは、山形名産の「だだちゃ豆」をなんとポテトチップスで楽しめる「だだちゃ豆ポテトチップ」。しっかりと感じられる豆の風味が話題になっているんだそう…

(レポーター)「どんな味なのか食べてみます。口いっぱいに豆感が広がって、これはビールが欲しくなる、たまらない」

このほか、職人技を目の前で体感できる伝統工芸品なども数多く並び、訪れた客は東北に旅行に来た気分で買い物を楽しんでいました。

(買い物客)「あっちのリンゴジュース、すっごくおいしい。唐揚げとかもちょっとだけ辛かったけどおいしかった」

(買い物客)「牛タンの唐揚げ(を買った)牛タンは好きだから買うけど、唐揚げははじめて」

(買い物客)「なかなか(東北に)行くことがないので、来てくれたら色々買えるからいい」

「東北6県味と技展」は今月19日まで、鹿児島市の山形屋で開かれています。