SNSを通じ米軍の女性医師を名乗る人物から資金援助を求められ、広島県三原市に住む60代の男性が、計155万円分をだまし取られる「SNS型ロマンス詐欺」事件が発生していたことが分かりました。
警察によりますと、男性は2月上旬ころ、SNSを通じて知り合った米軍の女性医師を名乗る人物とメッセージをやりとりするなかで「軍役で得た報奨金が約1億ドルある。日本で一緒に暮らしたい。報奨金入りの金庫をそちらに送る。業者の手配に必要な資金援助をしてほしい。お金は日本に来た際に返す」などとメッセージを受け取ったということです。
男性は米軍の女性医師と名乗る人物に指示されるがまま、コンビニエンスストアで電子マネーカードを購入しては番号を伝えていたところ、合計で26回、合わせて155万円分をだましとられたといいます。
男性が何回、電子マネーカードの番号を伝えても、いっこうに金庫が送られてこないことから警察に相談し、詐欺の被害に遭っていると判明したということです。
SNSやマッチングアプリなどで知り合い、恋愛感情を抱かせたうえでさまざまな名目で金銭をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」は広島県内で増加傾向にあり、1月から4月までの間に11件、約9736万円の被害がでています。
ことし3月には、広島県福山市に住む男性会社員(50代)が、マッチングアプリで知り合った女性とSNSを利用して交流していたところ、架空のインターネットショップの経営話を持ちかけられ、約5190万円をだまし取られる詐欺被害も生じています。
詐欺被害の急増を受けて、警察はSNS型投資・ロマンス詐欺の被害に遭わないように、▽必ずもうかる投資はあり得ない、▽インターネット上の投稿や広告を安易に信用しない、▽連絡先がSNSのみの投資は極めて危険、▽振込先が個人口座の場合は詐欺を疑うなどの注意を呼びかけています。
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