大分市は学校給食費、5万5000円余りを払っていない保護者に対し、支払いを求めて裁判を起こしたことを明らかにしました。
これは、13日開かれた第2回定例市議会で報告されました。市教委によりますと、2人の子どもがいるこの保護者は、昨年度の給食費のうち、5万5000円あまりを納付していません。
市教委では、督促や催告で請求してきたものの、保護者が応じなかったため、今年3月、大分簡裁に支払いを求める訴えを起こしました。
給食費の徴収について、大分市では2年前に、各学校から市教委が一括して行う「公会計」に移行しました。これに基づき、昨年度は給食費の未納で3件を提訴し、すべて被告側が支払ったということです。
市教委の担当者は「公平性の観点から法的措置を取っている。払えなくなる前に、まずは相談してほしい」と話しています。














