顔が「平井堅さんに似てるね」“ものまね人生”の始まりはライブハウス

小岩ケンさん
「同世代のオールディーズ(1960年代頃にヒットしたアメリカやイギリスなどのポピュラー音楽)業界の中ではものすごく若手のバンドのメンバーたちがいたんですけど、すごいなって感じるパフォーマンスをする方たちだった。ちょうどそのあたりから私は、顔が『平井堅さんに似てるね』って言われ始めていたんです」

顔が似ているというだけの理由で、そのバンドで平井堅さんの「POP STAR」をものまねで披露した。それが小岩さんの“ものまね人生”の始まり。

小岩ケンさん
「今までは曲を作って歌うっていうことをやってきたけど、そうじゃなくて、自分には何か可能性があるのかもしれないと思ったのはそのときです」

しかしその後、店は閉店。再就職か、ものまね芸人を目指すか。
悩んでいたときに、恩師の言葉を思い出す。