携帯電話の普及に伴い、利用者が減少している「公衆電話」。街で見かけることも少なくなりましたが、ゆくゆくは無くなってしまうのでしょうか?「公衆電話」のいまとこれからを深掘りします。
携帯電話の普及で・・・
最後に公衆電話を使ったのはいつですか?街で聞いてみました。
街の人:
「最後に使ったのは小学校くらいの時なので、10年以上前になる。使い方も自信ない一回受話器外すんでしたっけ」
「(最後に使ったのは)携帯電話を持つようになった30年くらい前」
「ちょっと記憶にない高校生の時とかそれくらい前。もう40年くらい前になる」
やはり、携帯電話を持っていると公衆電話を使う機会は多くはないようです。2000年度からの全国の公衆電話の設置台数の推移を見てみると、2022年度はおよそ12万2000台で20年前に比べると、5分の1以下にまで減少しています。

NTTによりますと、減少の背景には携帯電話の普及に伴い、設置台数の基準が変わり、従来の3分の1から4分の1でよくなったことが影響しているということです。NTTでは、2031年度までにおよそ3万台にまで削減する方針です。