先月の県内企業の倒産件数は6件で、3月から2か月連続で増加しました。

信用調査会社の東京商工リサーチによりますと、先月、県内企業で、1000万円以上の負債を抱えての倒産は6件でした。

このうち3件は、新型コロナによる業績不振が原因で、県内で新型コロナ関連での倒産は累計で80件となりました。

5月の倒産件数は、去年の同じ時期と比べて1件減ったものの、今年3月が1件、4月が2件と増加傾向が続いています。

今後の見通しについては歴史的な円安や物価高、人手不足などが重なり、全国的にも倒産件数は増える傾向で、県内でも増加する可能性が高いとしています。