富山県内の最低賃金が現在の877円から908円に引き上げられる見込みです。

これは富山県内の労使の代表などが参加する富山労働局の審議会が今月5日にまとめたもので最低賃金を全国平均の目安と同じ31円、率にして3・53%引き上げるとしています。

最低賃金の引き上げ額31円は、現行の制度が始まった2002年以降最大で、新しい最低賃金は10月1日をめどに適用されます。

富山労働局では燃料費や原材料費が高騰する中で賃上げを支援するため、中小企業などに対し助成金の利用を呼びかけています。