今月16日の「父の日」を前に牛乳の消費拡大を図ろうと、「牛のちちを贈ろう」と銘打ったキャンペーンが、鹿屋市で開かれました。

このキャンペーンは、牛乳の消費拡大を図ろうと、鹿屋市と東串良町の酪農家で組織する「県酪農業協同組合大隅支所青年女性会議」のメンバーが、今月16日の「父の日」を前に、「牛のちちを贈ろう」と銘打って開いたものです。

鹿屋市役所を訪れたキャンペーン隊は、市民や職員らに牛乳や乳製品が入った袋およそ100セット手渡し、消費拡大を呼びかけました。

県酪農業協同組合によりますと、今年3月末時点で、県内の酪農家は115戸ありますが、物価高騰や後継者不足で、昨年度だけで7戸減少したということです。

(市民)
「普段(牛乳を)買う機会がないので、いいきっかけに、飲むきっかけになった」

(県酪農業協同組合大隅支所青年女性会議 横山美樹・青年部長)
「牛乳は飲むだけでなく、いろんな料理にも使われますので、1本でも多く買っていただければ」