【松本一輝さん】
― 農業はかなり体力勝負?
「そうですよね、本当にそう。しかも60歳以上の人がやっているので、負けないように仕事をしないとな、と思うけど、全然かなわない」
【職場の先輩】
「松本さんはやる気満々で頑張っていますよ。だからいろいろと教え甲斐がある」
「だんだんこの辺も“限界集落”っていうんですかね。高齢化しているから、貴重な戦力ですよね」
松本さんの派遣先の農業法人『プラウ』では、繁忙期の働き手がなかなか見つからずに人手の確保に困っていた一方で、冬場は農作業自体がなくなってしまうために通年での雇用は難しい、という事情を抱えていました。

「特定地域づくり事業協同組合」として職員を安定した環境で雇用し、必要な時期に派遣してくれる『TOMOWORK』のしくみは、そうした悩みの払しょくにもつながったといいます。
名古屋から“移住”した松本一輝さんは、地域の人たちと交流を深める中で「定住」への思いを強くしたそうです。
マルチワークの縁で未知の世界に飛び込んだことをきっかけに、『大きな目標』も見つけました。