8日始まった長崎市の中学校総合体育大会。10日、バスケットボールの決勝戦が行われ、男女ともにことし春の大会と同じ対戦カードで熱戦となりました。

バスケットボール男子の決勝は、ことし春の大会でも対戦した白のユニフォーム「山里」と緑のユニフォーム「緑が丘」の顔合わせ。春の大会では「山里」に軍配が上がっています。


試合早々、リズムを掴んだのは「山里」。早いテンポでディフェンスからの攻撃を着実に得点に繋げ、前半を36対31で折り返します。
「逆転できる!今の調子でいけば」
「一本ゆっくり行こう!」

第3クオーターは緑が丘の反撃から始まります。リズムを掴んだ緑が丘は試合開始3分後、38対39と逆転に成功!
そして、その後は両チーム一進一退の攻防が続きます。

緑が丘は最後の1秒まで粘ったものの、雪辱を果たすことができず結局69対59で山里が優勝しました。

山里中学校 前田京ノ助キャプテン:
「とても嬉しいです。走るプレーを意識してやったら勝てたと思います。県大会で優勝して九州大会でも上位に上がれるよう頑張りたいです」

バスケットボール女子の決勝はことし春の大会で優勝した「純心」と今度こそ優勝旗を奪いたい「桜馬場」の対戦です。

試合序盤では互角の戦いだったものの、第2クオーターで開いた点差を埋めることができず、結局、71対39で「純心」が優勝しました。

長崎市中総体でベスト4に入った男女あわせて8校は来月21日から行われる県中総体に出場します。